人は意外と他人の持ち物や仕草を見ています。特に女性は言動やマナーに気をつけなければ、女性らしさがないどころかがさつだと言われてしまうことも。
ちなみに、男性のように堂々としていてたくましい女性は素敵ですし、がさつとは言いません。ここでいうがさつな女性とは女性らしい言動ではない上に、周囲にも少なからず不快な思いをさせてしまう女性を指します。
そこで今回は、周囲にがさつと思われてしまう女性の特徴をお伝えします。
1.バッグ・ポーチの中身が汚い
バッグからモノを取りだす時に時間がかかる女性はいませんか?バッグをガサガサとあさってモノを取りだす人は明らかにバッグの整理が出来ていませんよね。直接周囲に迷惑なることはありませんが、バッグをガサガサとあさる姿はスマートではありません。
まずはバッグに不要なものが入っていないか確認しましょう。そして仕切りがないバッグには中身を整理できるインナーバッグやポーチを使うのも1つの方法です。
また、ある有名な美容アドバイザーは「もし自分に息子がいたらポーチの中身がいつも汚い女性とは絶対に結婚させない」と言っていました。
姑が嫁のポーチまで実際に覗くのかはさておき、やはりポーチの中身が汚いのは見た目だけでなく衛生的にもよくありません。
おそらくポーチの中身が汚い女性は、メイク道具も洗っていない確率が高いと思います。メイク道具は肌のためにも定期的に洗って、ポーチの中身は整理しいつも清潔にしておきましょう。
2.いつも服にシワがある
いつも服にシワがある人はアイロンが必要な服にもアイロンをかけていなかったり、洗濯後の服をクローゼットに戻さずそのまま着ていたりします。折角素敵な洋服を買っても、気合いを入れておしゃれをしてもそれでは台無しです。
特に女性の服にはシワがあると気になるデザインのものがたくさんありますので気をつけたいところです。元々シワ加工している服ならともかく、アイロンが必要な服にはアイロンがけを、それ以外の服は手でシワを伸ばして畳むかハンガーにかけるようにしましょう。
3.いつも同じ声量
どこに行っても声の大きさを変えない女性は周りに気を遣えていません。電車の中や映画館などの公共の場はもちろん、夜中の閑静な住宅街を歩いていても同じ大きさの声で話すのは、がさつに見えるだけでなく周囲にも迷惑になってしまいます。
大勢で盛り上がる場とそうでない場での声量は使い分けるように心がけましょう。
4.モノの扱いが雑
ドアや窓の開閉の音が大きかったり、モノをよく壊す人は扱いが乱暴で雑ということなので注意が必要です。
例えばドアや窓を開閉する時にそこまで勢いよく、力強くする必要はあるでしょうか?モノを乱暴に扱っているところは思っているよりも周囲が見ていて不快に感じるものです。丁寧に扱うように心がけましょう。
5.ハンカチをもたない
今はハンドドライヤーがついているトイレが多いのでハンカチを持たない女性もいるようですが、時々ハンドドライヤーがないトイレやハンドドライヤーが故障しているトイレも見かけます。
服や髪で水気を拭くのはがさつに見える行動なので、ハンカチは必ずバッグに入れるようにしましょう。また、手を洗った後、手についた水気を取ろうとする時も注意が必要です。
筆者が以前職場のトイレに入り手を洗っていた時、軽く手を振って水気を払った後ハンカチで手を拭いていました。それを見ていたトイレ清掃員の女性は唐突に「若い人は奥ゆかしいのね」と話しかけてきました。
筆者は何のことかわからず「どうしてですか?」と聞いたところ、「さっきオバサンが入ってきたとき手を洗った後、大きく手を振って平気で水気をその辺りに散らしてたのよ」と教えてくれました。
手についた水気をとるのに大きな動作は必要ありません。がさつに見えるだけなので水気を周囲に散らさないように配慮しましょう。
相手やモノ、自分への気配りを
これら5つに共通していえるのは、がさつに見える女性は周りの人や自分の身なり、モノに対する気配りが足りない可能性があることです。
周囲の人やモノを大切にしたり気配りすることを心がけるだけでもがさつな行動は減っていくはずです。心当たりがある女性は出来ることから少しずつ直していくようにしましょう。